うつ病は時間をかけてゆっくりと治していくことが大切です

うつ病にかかりやすい人

ドクター

ストレス社会といわれている現代では、うつ病を患う人が多く存在します。なんとなくやる気が出ない、頭がボーっとするという軽度の症状から、何も手につかなくなったり考えがまとまらない、さらには身体にも症状や影響が出てくる場合もあります。うつ病になるはっきりとした原因は未だはっきりとは分かっていません。脳の神経伝達が悪くなると同時に、ストレスや環境の変化などの様々な物が積み重なって発症すると考えられています。うつ病には、様々な要因が考えられますが、遺伝的な要因、そして環境的要因、身体的要因があげられます。環境的要因は、幼少期の体験や人間関係のトラブル、引越や妊娠などの環境の変化、そして家族や親しい人が亡くなったり、家庭内の問題が挙げられます。身体的な要因は大病や身体機能の異常、脳血管の障害、薬の副作用や慢性的な疲労などが挙げられます。これらの様々な要因がいくつも重なってうつ病を発症する場合があります。原因が分からず一人で悩むこともあるでしょう。自分がもしかしたらうつ病なのでは、と思う人は多くいますが、実際に心療内科へ診察を受けるとなるとそれなりの勇気が必要になります。まずは、シンプルなうつ病チェックがあるので、自分の症状に当てはまる項目からうつ病をチェックするといいでしょう。悩んでいる時や、苦しい時はマイナスな考えをしてしまいがちです。セルフうつ病チェックで重度のうつ病という診断が出ても、その診断が全てではありません。しかし、念のため早期に心療内科へ受診をしておくと安心でしょう。一人で悩んで解決しない悩みでも、受診することで解決する場合もあります。

うつ病になりやすいタイプといわれる人のチェックポイントとして、真面目で責任感が強いことが挙げられます。さらに周囲の評価が高く、頼まれた仕事や物事に対してノーと言えない人もこのチェックポイントに当てはまります。真面目な人ほど頑張りすぎてしまい、自分の許容範囲を超えてしまう場合があるのです。ストレスを自分の中だけに溜め込んでしまい、心のバランスを崩してしまいます。しかし、それはその人の性格なので、そう簡単に変えられるものではありません。心療内科の医師に相談することで、考え方の方向を転換させることは可能です。真面目で責任感の強い人は執着気質といい、完璧主義であったり、几帳面であったり、疑り深い一面を持っていることがあります。仕事熱心な人が多いといわれていますが、仕事を高いレベルで完成させることに一生懸命になり、それが終わると一気にうつ状態に陥ってしまうタイプです。他にも循環気質といい、社交的で親しみやすい人が多いですが、反対に激しやすいといわれています。だからといって全てがうつ病に当てはまるわけではありません。もしも身体に不調が出てきたり、日常生活に支障が出ることがあるならカウンセリングを受けるなどすると気持ちも楽になるでしょう。